過労死・過労自殺 相談ガイド

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49歳はしけ作業員の致死性不整脈死の事例(藤原運輸事件)をアップしました

運輸会社の大阪港営業所で荷役作業に従事していたNさんは、猛暑日であった7月中旬、はしけ(艀)の中で作業後に倒れているのが発見されました。
実姉のYさんが大阪西労基署に労災を申請するも業務外とされたため、行政訴訟を提起し、さらに会社に対する民事訴訟も提起しました。行政訴訟は1審で敗訴しましたが、2006年9月大阪高裁で逆転勝訴し、民事訴訟でも和解が成立しました。
弁護団(上出恭子、中森俊久と岩城)は当時の同僚からの聴き取り、医師・専門家の協力、さらには同じ時期にはしけ上で暑熱環境の調査を行うなどして過重性の立証に努めました。これが実を結んだといえます。

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