2021年6月15日 過労自殺行政訴訟、松江地裁の勝訴判決が確定
5月31日に松江地裁で勝訴したスーパー社員過労自殺事件は、被告国、補助参加していた会社のいずれも控訴せず、確定しました。6月14日松江労基署から原告の高木さんに、「労災保険に基づく遺族補償給付の支払い手続きに入ります」との連絡があったとのことです。
地裁判決が確定したことはマスコミでも大きく報道されました。毎日新聞には、岩城弁護士のコメントも紹介されています。
「遺族側代理人の岩城穣(ゆたか)弁護士は「国は相当な長時間労働があったことを否定できず、控訴しても結論が変わらないと判断したのだろう。過労死はいけないという世論も無視できなかったのではないか」と話した。」
https://mainichi.jp/articles/20210615/k00/00m/040/128000c